2022年11月10日木曜日

令和4年度給食試食会のご報告(保健給食委員会)

■はじめに

今年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が収束しない中、どういったかたちならばリスクを最小限に開催出来るのか、栄養教諭の中野先生と話し合いながら計画を進め、参加人数の縮小や、各教室に分散してのビデオによる講演の実施、座席の配置を工夫するなど、感染対策を講じた上で給食試食会を開催いたしました。

 

■開催日 令和4117日(月)

【当日の献立】  

◆麦ごはん

◆ひじきご飯の具

◆魚のカレー揚げ 

◆呉汁

◆牛乳


 

■校長先生のご挨拶と中野先生の講演

校長先生からは、長年担任をされていたご経験から、給食はただの昼食ではなく教育の一環であり、クラスがまとまることに給食が与える大きな役割についてお話しいただき、そういった役割もあったのかと、新たな気づきを得ることが出来ました。

 また、中野先生の講演では、給食が作られる工程や、安心安全に提供するために細心の注意が払われていること、子ども達に、よりおいしく食べてもらうための工夫など、普段見ることの出来ない場面を映像を交えて分かりやすく解説していただき、とても勉強になるとともに、“だから給食は美味しいんだ”と、納得することが出来ました。 

 

■試食したメニューの感想

◆麦ごはん・・・白米だけで炊くよりも栄養価がアップし、また、食感の違いも楽しめるのでとても良いメニューだと感じました。

◆ひじきご飯の具・・・優しい味付けで美味しかったです。地産地消月間ということで、地元神奈川県産のひじきをいただくことが出来ました。

◆魚のカレー揚げ・・・家庭ではなかなか取り入れることの無い「スメルト」という魚が使われており、バラエティー豊かに色々な食材を取り入れてくださる給食のありがたさを感じました。また、カレーの風味がとても食べやすかったです。

◆呉汁・・・大豆の香りがたっぷりで、普通のみそ汁よりもコクがあり、とても美味しかったです。

 

■参加者の方からいただいた感想

参加者の方からいただいた感想を一部ご紹介します。

・給食がただの昼食ではなく、昼食を通して学ぶことがたくさんあるんだと私自身すごく気づかされる事が多かったです。普段、子ども達の好きな食べやすく作りやすいメニューばかり作ってしまいがちでしたが、家での食事ももう一度考え直す良いきっかけになりました。苦手でも頑張ってみる、感謝の気持ちを持つ、全てにつながる大切なことだと思いました。ありがとうございました!!

・コロナで仕方ないが、美味しい給食を、「これ美味しいね」など友達とお話出来ないのがかわいそうだなと思いました。

・ビデオがすごく良かったです。普段の子ども達の様子、調理員さんたちが準備し、片付ける様子が分かりました。毎日美味しい給食をありがとうございます。また、コロナ禍で制約のある中、本日開催してくださった委員の皆さま、準備ありがとうございました。校内から下駄箱、教室までスムーズに行け、レイアウト表もとても見やすかったです。

・入学前は好き嫌いがとても多い子だったので、1年生はとても給食に苦労している様子でしたが、2年生からは、毎日完食出来るようになりました。どんな味のものを食べているのかとても気になっていたので、今日参加出来てとてもよかったです。家庭での量や味付けなど参考になりました。

                                  

~アンケートにご協力いただいた皆様、ありがとうございました~

  

■おわりに

制約のある中、無事給食試食会を終えられましたこと、校長先生をはじめ、中野先生、調理員の皆様、参加者の皆様のおかげだと思っております。心より感謝申し上げます。

 来年度も、たくさんの方に緑小学校の給食を知っていただける機会を作れますように願っております。